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ドイツ人が日本に来てびっくりしたこと7選とそれを聞いて考えたこと。

昨日はデュッセルドルフでJapan Tag 日本デーが開催されましたが、夜にテレビでコスプレをした人や合気道の紹介、花火大会などが放送されていました。何十万人も訪れる人気イベントですが、ドイツのテレビで花火大会が生中継されるまでとはすごいなと感心。マフィンもいつか行ってみたいです。

さて、前回の記事(ドイツ人と日本旅行をして、日本文化を体験してもらいました。)で書きましたが、ドイツ人旦那プリンツ君とドイツ人夫婦のマティちゃん、アナちゃんと日本旅行をしてきました。その時に3人が体験した『日本でびっくりしたこと』を今回書こうと思います。

ドイツ人から見た日本は果たしてどうだったのか…。

①接客の丁寧さ

プリンツ君が初めて日本に来た時、最も衝撃を受けたことは、新幹線で乗務員さんが車両を出入りする際に毎回頭を深く下げてお辞儀をすること。さらには、検札する際1人1人に丁寧にお辞儀をして対応していたこと。

これを見てプリンツ君は「やっと本来の国に来た。自分がいるべき国はここだ!」と思ったのだとか。

新幹線

その後もあらゆる場面で見る日本人の礼儀正しさに触れ、心の底から感動して薄っすら目に涙が浮かんだほどだそうです。

日本人の礼儀正しさ』は誇れるべきことですね!

またアナちゃんが感動したことは、どこのレストランでも『おしぼり』とお冷が出てくること。特に『おしぼり』はドイツでも是非取り入れて欲しいと切望していました。

日本人にとっては当たり前の『おしぼり』ですが、ドイツに来てから本当に『日本のおしぼり』のありがたみを感じます。特に寒い時期に温かいおしぼりが出てくると本当にホッコリしますよね。

少しでもお客さんに暖をとってもらおうと『おしぼり』を温めてくれるお店の『気遣い』。この気遣いも日本人らしさと日本の素晴らしいサービスの1つだなと今回しみじみ実感したマフィンでした。

②日本人はチップを受け取らないこと

日本人が海外に行って難しいと感じることの1つに『どれくらいチップを払えばよいか』という点が挙げられます。

『チップを渡す・もらう習慣』は、ドイツでは普通の行為。

  • トイレが清潔に保たれているので、清掃員に50セントや1ユーロを渡す。
  • レストランで店員の接客や料理の味が良かったので、料理代の5-10%をチップとして渡す。
  • 反対に接客が最悪だったので、この店員にはチップを絶対に渡さない。

など、ドイツではチップを渡すことが働いている人への感想や意見を反映する行為にもなります。

そんなドイツ人にとって、①のように日本人の接客態度はチップを渡すに値するもの

今回は事前にプリンツ君がマティちゃん、アナちゃんに「日本人はチップを受け取る習慣がないんだよ」ということを伝えていましたが、実際にチップがない文化を目の当たりにして、「チップがないにも関わらず、この接客態度はドイツ人も見習わないとね!」とアナちゃん。

ちなみにプリンツ君が持っているガイドブックでは、『日本ではチップを渡すことは失礼にあたること。』と書いてあります。

「失礼だからなのか?」と疑問に思ったマフィン。中には失礼だと思う方もいるかもしれませんが、日本人からするとチップを払わないことが当たり前すぎるので、反対にチップを受け取っても困るといった感じですよね。

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③コンビニエンスストアがどこにでもあって、24時間オープンしている

ドイツに来てマフィンが不便を感じたことの1つとして、『コンビニがないこと』が挙げられます。「あ、あれが足りない!」という時に便利なコンビニ。

ドイツではスーパーが閉まる時間も早く、日曜日はほとんどのお店が閉まっているため、なおさら日本のコンビニが恋しくなります。

そんなコンビニがないのが当たり前、閉店時間が早いのが当たり前のドイツ人にとって、300メートル歩けば次のコンビニが見つかると言っても過言ではない日本、24時間オープンが当たり前の日本は全くの異世界。

とても便利だし、安全だからできるのだ』と感心する反面、やはりここはドイツ人でした。

  • 人間は明るい間に行動して、夜暗い時間は寝るべきだ。
  • 夜に働いている人のクオリティオブライフをもう少し考えるべきだ。
  • そんな時間に店を開けていても、客がそんなに来ないのなら効率悪いんじゃない。
  • 遅い時間に来る客は夜遅くまで働いている人?だから日本は「Karoshi」が起こるんだ。

という意見が。つまりドイツ人にとっては、『日中にしっかり効率良く働き、夜はしっかり体を休めること』が大切

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昨年日本で過労死の問題が起こった際、ドイツでも新聞などで記事になり『Karoshi』という言葉が日本語のまま使われていましたが、『利便性を追求することが第一』になっている日本人も、『太陽と共に起き、日が沈むときに体を休める』といった本来人間としてあるべき姿を見直すことも大切なのかなと思ったマフィンです。

現在日本でも「本当にコンビニは24時間オープンする必要があるのか」といった問題が出ています。ドイツにに来たばかりの頃は、「日本はなんて便利な国だったんだ!先進国とは名ばかりで、ドイツは不便な国だ!」などと考えていたマフィンですが、コンビニのない生活に慣れてしまうと、「あー、今日は日曜日。みんなお休みだからマフィンも家でゆっくりしよっと!」「必要なものはスーパーが開いてる時に買えばいいし、今ないものは他で代用すればいいか!」という考えを持てるようになりました。

そこまで便利な世の中じゃなくても何とかなるものです。ものがなければ作ればよいといったように、クリエイティブにもなれますね!

④水が柔らかくて髪の毛が…

マフィンが「ドイツに来てから、水が合わなくて髪がバサバサになった!髪の毛がめっちゃ抜ける!」とアナちゃんに話したところ、「日本に行ったら髪の毛がどんな風になるのか楽しみ!」というアナちゃん。

実際に日本で過ごして、日本の軟水で毎日髪の毛を洗ったところ「髪の毛が羽のようにふわふわになった!!!」と感動するアナちゃん。

federnところが、男性陣は別の意見だった模様。ジェルで髪の毛をガチガチに固めるのが大好きなドイツ人男性からすると、「髪の毛が柔らかくなったのは喜ばしいことだけれど、反対にジェルでガッチリ固めてもフニャフニャになってしまう…」とのこと。

同じジェルを使っているにも関わらず、ヘアースタイルが決まらないことに不満があったようでした。

⑤日本人の髪や服装

「日本人の女性はとてもフェミニンでオシャレ。ドイツ人女性が『よそいき』するようなカッコが普段着なの!?」「髪型やヘアーアクセサリーが素敵。髪の毛もどうしたらあんなにツヤが出るの?」

など、日本人女性の外観の女性らしさに驚いていました。以前(ドイツとメキシコと日本の違いについて語ってみた)にも少し触れましたが、ドイツ人の女性はあまりスカートをはいたり、ヒールをはいたりしません。化粧をしない人も多く、ナチュラルな人が多いので、日本人女性のフェミニン度は驚くのも仕方がないようです。

男性陣は女性のフェミニン度が高いことに喜んでいました。「ドイツ人女性のカッコもこんな風に女性らしかったらいいのに。」と男性陣が言った後のアナちゃんの顔…。南無阿弥陀仏。

また日本人男性についても「本当にスーツの人ばっかりだね!」「ヒゲを生やしている人がほとんどいない!」とこれまたびっくり。

ドイツでは普段スーツを着るのは銀行員や一部の偉い人たちのみ。それ以外の人たちは、例えオフィスワークでも超ラフなカッコです。ヒゲについても、ドイツではヒゲが男らしさの象徴でもあるのでツルツルの顔にびっくりしたようでした。

今回の旅行の間、プリンツ君の仕事の関係で日本支社を訪問する機会がありました。日本のビジネスシーンではスーツ着用が基本だからと、最低限スーツの着用をお願いしたマフィン。

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ちゃんとしたスーツとネクタイは初めて購入したプリンツ君。自宅に帰ってファッションショー。

ところが、日本のオフィスの人たちはとてもラフなカッコで、スーツを着用している人がほとんどいなかったので「スーツじゃなくて良かったやん!」と責められてしまいました。

「自分もノリノリでモデルポーズしてたやん!」と言いたくなりました…

⑥無臭の満員電車

アナちゃんの同僚が日本旅行をした際にびっくりしたのは、どんなに満員電車でも無臭だったこと。それを聞いて半信半疑だったアナちゃん。

そして、実際に日本に来てびっくり。「本当にニオイがしない!何でこんなに人がいっぱいいるのに無臭なわけ!?」と。

既に有名なことかもしれませんが日本人はアポクリン汗腺が少ないので、体臭が西洋の人たちと比較してほとんど気になりません。実際にマフィンが汗をかいた時でも、「何で汗をかいても、全くニオイがしないの?!」とプリンツ君に驚かれます。

ドイツのドラックストアでは、あらゆるデオドラント商品が1年を通して店頭に並び、香水とデオドラント商品の両刀使いもふつうのこと。香水とデオのニオイが混じってもみんなお構いなしです。

満員電車

プリンツ君は自分のニオイに敏感なため、朝晩と1日2回シャワーしていますが、友達の大家さんはデオを付けたらニオイが消えると思っているのか、真夏にテニスをして汗をかいても3日に1回しかシャワーを浴びていないという情報も…。

またドイツは日本と比べて色んな国の人が住んでいますが、中には頻繁にシャワーを浴びない文化の人や主食によって体臭がキツイ人もいるので、満員ではない電車に乗っても色んなニオイがします。

日本では『スメルハラスメント』という言葉まであり、日本人はとてもニオイに敏感な国民ですが、ドイツにいると体臭だけでなく、デオドラントや香水のつけすぎ、昼間でもアルコールのニオイをプンプンさせている人などスメハラだらけ。

ドイツにいると「あーまたか!」とニオイに寛容になれます。というのは嘘で、ニオイだけは本当にどうにかしてほしいなと常日頃思ってしまうマフィンです。

また日本では近年喫煙者にとって厳しい環境になってきたため、町なかで歩きたばこをする人もほとんど見かけなくなりましたが、ドイツでは恐らく日本よりも喫煙率が高く、道を歩いていてもタバコの煙を避けて歩くのが難しいことが多々あります。

そのため、非喫煙者であるドイツ人3人とマフィンにとって日本は天国。京都を散策している時、「このあたりは、道でたばこを吸うと罰金を払わないといけないんだよ」と説明すると3人とも爆笑するとともに「なんてクールなんだ!」と大絶賛でした。

⑦お寺のマーク『卍』にやっぱりびっくり

昨年2020年の東京オリンピックに向けて、地図記号の変更が検討されると話題になりました。特に問題なのが寺院の地図記号として使われている『卍』。

やっぱりドイツ人は、このマークを見てびっくりしました。

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『卍』の由来や日本では地図記号で使用されていることなどを説明すると納得しましたが、初めて見るとやっぱりドッキリするようです。特にドイツ人はこのマークに敏感。

マティちゃんは卍の写真を撮っていましたが、先日ホームパーティーの時たくさんの友達にも見せていました。その際は単に写真を見せるだけではなく、きちんと解説をしてくれたので他のドイツ人も理解してくれているようでした。

地図記号を変更する際、「卍のマークを見て不快に思う外国の方がいるから」という意見は確かにその通りだと思いますが、きちんと卍のマークの由来や意味などを世界に発信すればある程度理解は得られるし、伝統的なものや歴史あるものを変更する必要はないのではないかなというのがマフィンの個人的な意見です。

以上、日本に来てドイツ人がびっくりしたことでした。書き出すとあれもこれもと出てきてしまったのですが、改めて振り返ると普段日本で生活していると特別に思わないことが、実は他の国の方たちからすると素晴らしいことであったり、変わったことであったりするのだなと新たな日本の発見になりました。

Tschüs!!

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