今日は昨日よりも暑くて、干からびそうなマフィンです。
日本は雨がひどいようですが、日本におられる皆様大丈夫でしょうか?
こちらは、梅雨がなくて湿度も低いので、暑いといっても日本のようなサウナではありません。でも、部屋にクーラーがないのでさすがに35度くらいになるとバテそうになります。
『部屋にクーラーがない』というより、『ほとんどどこにもクーラーはありません』。住んでいる地域の電気屋さんには、そもそもクーラーが売っているのを見たことがありませんし、大きいデパートでも日本のように、ガンガンにクーラーがきいていません。
電車やバスでもクーラーがついていないことが多く、窓が開いていないと蒸し風呂状態の時もあります。
去年Prinz君と同棲を初めた時、Prinz君は扇風機すら持っていませんでした。一体今までどうやって暑さに耐えていたのだろうと不思議です。
ただ、Prinz君が子供の頃は、ドイツで30度を超えるようなことはほとんどなかったそうです。
去年の夏は40度になったこともありました。ドイツでも温暖化の影響は大きいようですね。
さて、今日はドイツで暮らす『犬』について軽くご紹介したいと思います。(ただ犬の絵が描きたかっただけで、まだ知らないことも多々ありです。)
マフィンは犬が大好きで、実家でも数匹犬を飼っています。日本を離れて一番心苦しいのは、愛犬に会えないことです。(家族とは連絡を取り合えるけれど、愛犬とはコミュニケーションがとれないので)
『結婚する相手は、絶対に犬好きの人』と心に決めていましたが、人生何があるかわかりませんね。Prinz君はネコ派でした。
普通に友達の犬とじゃれたりしますが、犬は好きではないそうです。残念すぎます。
犬の生活 in ドイツ
ドイツでは、色んな所で犬を見かけます。
犬はしっかりと訓練されているので、ほとんど吠えることがありません。
リードなしで歩く犬もいますが、ゆったりと落ち着いて飼い主のそばを歩いています。
ちなみに、マフィンの実家ではミニチュアシュナウザーを飼っています。
シュナウザーは、ドイツ原産の犬ですが、現在ドイツではあまり人気がないのか、一年ドイツに住んで2~3匹しか見かけたことがありません。
ジャーマンシェパード、ゴールデンレトリーバー、ラブラドールレトリーバーなどの大型犬が人気のようです。
余談ですが、何人かのドイツ人から「チワワは小さすぎて、ネズミにしか見えない!」なんて失礼な言葉も聞きました。もちろんたまにチワワを飼っている方もいます。
初めてドイツに来た時、電車に犬があちこちいて、びっくりしました。みんな『伏せ』の状態で大人しく電車に乗っています。
レストランにも、当たり前のように犬を連れてくる人が多いです。もちろん犬を同伴できないレストランもありますが、ほとんどのレストランでは問題なしです。
家に何時間も犬を置きっぱなしにして外出することは禁じられていることも関係あるのでしょうか。
ただ、Prinz君のように犬派ではない人にとっては、食事をする場所に犬を連れてくるのはどうなのかと思っている人もいるようです。
マフィンはドイツに来る前、市役所の健康増進部門で働いていましたが、仕事の一部でレストラン等の衛生調査、感染症対策なども行っていました。職業病ではないですが、やはり気になるのは衛生面です。
ドイツではどんな衛生対策、感染症対策が行われているのか、今後勉強してみたいところであります。
色んな所で見かける犬ですが、日本では当たり前にいる『ペットショップ』に犬はいません。犬以外の動物もいません。
日本の感覚で、ペットショップに行って子犬を見たいな~と立ち寄ったときは、衝撃でした。
ドイツでは、日本のようにペット業者による無理な繁殖はなく、ブリーダーや個人で譲りうけるか、ティアーハイムという動物の保護施設から引き取るようです。
『ティアー(動物)ハイム(施設)』には、見捨てられた犬などがいます。
ドイツでは、犬の殺処分がありません。飼育放棄されると、このティアーハイムで再訓練され、新しい飼い主が見つかる犬も多いようです。
以前働いていた隣の部署には、飼えなくなった動物がたびたび連れて来られていました。鳴き声を聞くたび、心が苦しくなりました。
しっかりと訓練され、犬の衝動買いをおこさないペットショップ、犬の権利がしっかりと保証されているドイツ。日本も見習うべきところが沢山あると思います。
熱く語ってしまいましたが、まだまだ知らないこともたくさんあります。
いつかはPrinz君を説得して、犬を飼いたいな~と企んでいますが、その前に飼い主としての心構えや、ドイツでの犬の接し方などを改めて勉強しないといけないですね。
☆☆☆
◎今日のドイツ語コーナー
『Bitte ビッテ』 え?何ですか?
引き続き、ビッテです。
ビッテには、『どういたしまして』、『お願いします』という意味があるとご紹介しましたが、『え?何ですか?』『何と言われましたか?』という意味があります。
例えば、友達が何か言った時、聞き取れなかったり、早くてドイツ語が理解できなかった時などに『Bitte ビッテ??』というと、もう一度何と言ったか教えてくれます。
ビッテはすごく多用されています。覚えていて損はなし!です。
『Bitte』の使い方
『お願いします』編はこちらです。⇒ ドイツで困った3つのこと
『どういたしまして』編はこちらです。⇒ イチゴジャム作り
Tschüs!!